日時 : 2009年10月16日(金)16:00-17:00 場所 : 大阪大学理学部南ブロックD棟505号室 講演者 : 吉永正彦(京大理) 講演題名: 周期と実数の計算論的複雑性について 要旨 : Kontsevich と Zagier によって導入された複素数の部分集合 「周期」はすべての代数的数といくつかの有名な超越数を含み、 数のクラスとして重要だと考えられている。 一方で Turing が1936年に、「計算可能実数」というクラスを 定義して、実数に計算論的複雑性によるヒエラルキーを導入する アイデアを提出している。今回のセミナーでは「周期」の計算論的 複雑性を測るという話を紹介する。 |