確率論セミナー


2017/4/25(Tue)

16:30--18:00 数学教室 大セミナー室 (E404)

塩沢 裕一

大阪大学 理学研究科

Spread rate of branching Brownian motions

本講演では,優臨界的(多次元)分枝ブラウン運動の(線形)拡散度を調べる。Bocharov-Harris (2014) は,ディラック測度を分枝率に持つ(1次元)分枝ブラウン運動の拡散度を求めた。この証明には,ブラウン運動と局所時間との同時分布が用いられている。本講演では,Bocharov-Harris (2014) の結果の拡張として,分枝率が加藤クラス測度でその台がコンパクトならば,あるシュレディンガー型作用素の固有値から拡散度が定まることを示す。