トポロジーワーキングセミナー


2017/7/25(Tue)

15:30--17:00 理学部 b棟 b342/346

稲垣 友介

大阪大学理学研究科

On the Fuchsian Locus of the PSL(n,R)-Hitchin component for a pair of pants

Hitchin componentとはタイヒミュラー空間と呼ばれる曲面の複素・双曲構造に関するモジュライ空間の,表現空間の意味での一般化である.この成分の研究は近年様々に行われていて,その中でもBonahon-Dreyerは2014年に,Hitchin componentの元のAnosov性とラミネーションなど曲面の幾何学的情報,Fock-Goncharovにより導入された射影的不変量を組み合わせPSL(n,R)-Hitchin component上の座標を構成している.本講演ではPSL(n,R)-Hitchin componentのFuchsian Locusと呼ばれるタイヒミュラー空間から自然に現れるローカスを,Bonahon-Dreyerの座標系の下でパンツに対して具体的に決定する.