幾何セミナー


2017/11/13(Mon)

13:00--14:30 E404

数川大輔

東北大学

曲率の下限条件の安定性とエネルギー汎関数の収束のための新しい条件について

測度距離空間の収束概念の1つとしてGigli-Mondino-SavareによるpmG収束という収束が知られている. 彼らはpmG収束を導入し, この収束の下で, 測度距離空間におけるRicci曲率の下限条件の安定性や Cheegerエネルギー汎関数の収束を調べた. 本講演では, pmG収束を一般化した新しい条件を導入し, その下での曲率の安定性やエネルギー汎関数の収束について述べる.また, この条件の特殊な場合として, 測度距離空間の曲率の下限条件が測度距離構造を保つ変換群による商空間に引き継がれるという Garcia-Kell-Mondino-Sosaによる研究を含むことも紹介する.