4次元トポロジーセミナー


2018/5/25(Fri)

17:00--18:00 理学部 b棟 b342/346

足立 二郎

北海道大学 理学研究院

接触構造とラウンド手術について

多様体のラウンドハンドル分解の方法は,1970年代に D. Asimov により非特異 Morse--Smale 流を研究するために導入されました.それとは別に,この方法は接触多様体の研究にも有効だと思われます. 講演者は,接触ラウンド手術という接触多様体の新しい構成法を導入しました.この方法を用いる目的の一つに,特に発展している3次元接触トポロジーの結果を高次元や高階に一般化することがあります. この講演では,まず一般化された接触ラウンド手術の構成を紹介します.そして,その視点からの Lutz 捻りという接触構造を柔軟化する操作の考察を紹介したいと思います.また4次元多様体との関連として,シンプレクティック構造や Engel 構造との関係もお話できたらと思います.