微分方程式セミナー


2018/6/15(Fri)

16:30--18:00 数学教室 大セミナー室(E301)

森 竜樹

大阪大学

SKT交差拡散定常極限方程式の解の一意性・多重度について

1979年に重定・川崎・寺本により提案された個体群密度に依存する非線形な拡散を伴う2種競争系に現れるある定常極限問題の大域的解構造について考える. Lou-Ni-Yotsutaniらによって非定数定常解の存在・非存在, 解の形状, 解の全体構造の概要が明らかにされているが, 解の一意性・多重度については予想にとどまっていた.本講演では空間1次元での定常極限問題の解の一意性の数学的証明と数値的な解の多重度について説明する.尚,本研究はY. Lou(オハイオ州立大), W.-M. Ni(ミネソタ大), 四ツ谷晶二(龍谷大)との共同研究である.